こんにちは。
スタッフの仁井本です。
連日、猛暑が続いております!皆様いかがお過ごしでしょうか?
当店では、毎日アスリート向けのグループレッスンを行っております。
本日はその際に起こった出来事を紹介します。
その日は中学生と大学生の二人が参加しているクラスで、
トレーニングの最後に、「パワーマックス」を漕ぐことにしました。
「パワーマックス」とは、回転数・パワーが数値として出るマシン。
プロ・アマ・実業団問わず、様々なスポーツ現場で使われている、自転車マシンです。
動作は簡単で、思いっきり自転車を漕ぐだけ。
この数値を上げるために、選手は血反吐を吐きながら、試行錯誤しています。
その日も、数値を上げるために漕いでもらったのですが、
2本目で1本目よりも、回転数を上げる様に、選手に要求しました。
選手の反応は、二人とも異なります。
黙々と準備をする選手と、一本目の勢いそのままに漕ぎだす選手。
今回の結果は、黙々と準備をした選手が数値を上げて、
一本目の勢いのまま漕いだ選手が、数値を落とすことになりました。
トレーニングが終わった後、それぞれの選手にインタビューしました。
黙々と準備をした選手に話を聞いたところ、
「体力的には限界に近かったため、集中力を高めた」と答えが返ってきました。
勢いそのまま漕いだ選手からは、「何も考えずに漕いだ」と答えが返ってきました。
数値が上がった・下がった原因は、自分を理解できていたか、そうでなかったかです。
一本漕いだ後、出てきた課題に対して、解決できると、数値は上がります。
今回数値が上がった選手は、新たな課題にぶつかることになります。
数値が上がらなかった選手は、自分の課題を見つめ直す必要があります。
「体力」なのか「技術」なのか「メンタル」なのか、、、
少しずつ、少しずつ、課題を解決していくことで、
新たな課題が見つかり、成長へ繋がっていきます。