こんにちは、金澤陸です。
前回に引き続き、コーディネーション能力について書いていきたいと思います。
まだ前回の見てない方は先にそちらをご覧下さい
運動に必要な7つの能力 | フィジカルバンガード(神戸市垂水区のパーソナルトレーニングジム) (physical-vanguard.com)
前回のおさらいを簡単にすると、
運動には7つの能力が合わさって起こります。
・定位能力‐相手やボールとの距離感などを把握する空間認知能力
・変換能力‐急激に方向転換などをする、動きを切り替える能力
・リズム能力‐動くリズムやタイミングをつかむ能力
・反応能力‐外部から与えられた情報に対して素早く反応する能力
・バランス能力‐空間や移動中における身体バランスを維持する能力
・連結能力‐身体全体(手足などの力、速さの調節)を必要な動きに合わせて動かす能力
・識別能力‐ラケットやボールなど、視覚情報と連携して上手く扱う能力
では、早速本題に入ります。
何故コーディネーショントレーニングは子どもの時期(成長期)にするのが良いか?
➡身体能力・運動能力が1番伸びる時期だからです。
なぜ身体能力・運動能力が伸びるのかには「神経」が大きく関わってきます。
運動は脳から筋肉までの神経の伝達路をつくるのが重要で、神経の発達が著しいのが子どもの時期(成長期)だと言われています
実際、神経は4,5歳までに成人の80%程度にまで発育する事が分かっています。
そして9~12歳の間で成人と同じレベルまで発達します。
基本的に成長期の期間は、遊びの中で運動能力が上がります。
例えば、ドッヂボール、鬼ごっこ、プール、木登りなど一つの事にこだわり過ぎずに多くの運動やトレーニングを行うことが1番重要になってきます。
では成長期以降は運動能力が上がらないのか?
答えは、ノーです。
トレーニング次第で成長期が終わっても、成人になってからでも、成長ができます。
次回は成長期以降で運動能力が上がる事例なども踏まえながら、書いていこうと思いますので是非ご覧下さい!