先日自分の結婚式が終わりました、仁井本です。
雷雨の予報でしたが、天候にも恵まれ、晴天の中式を挙げることができました!
最近は天候と気温の変化が激しく、重だるい感覚を持たれているお客様も多くいらっしゃいます。
体調管理に気を付けて、うまくこの時期と付き合っていただければと存じます。
さて、今回はトレーニングにおける「目的」についてお話させていただければと思います。
トレーニングには様々な目的がございます。
「肩こりを直したい」「筋肉を大きくしたい「姿勢を美しくしたい」「パフォーマンスを上げたい」等々。。。
目的は様々ですが、「状態を整える」のか、「ベースを上げる」のかで、大きく変わってきます。
「状態を整える」場合は、そもそもお客様の体の調子がよくない場合に多く当てはまります。
痛みがあったり、身体がそもそも機能していなかったり、普段のお仕事で疲弊している方等です。大事な試合が近い、アスリートにも当てはまります。
トレーニングすることでバランスを整えて、翌日からのパフォーマンスをあげていただける様に、メニューを進めていきます。
一方で「ベースを上げる」ことは、お客様の状態を見ながら、徐々に行っていきます。
筋トレを行うと筋肉痛が来て、一時的に調子が悪くなる様に、「ベースを上げる」ためには、「①刺激が入りやすい状況を作る」→「②強烈な刺激を与える」→「③回復して強くなる」→「刺激が入りやすい状況を作る」の繰り返しです。
パフォーマンスを上げたいアスリートや、体力を向上したいお客様、ボディメイク・ダイエット目的のお客様向けに進めていきます。
強豪校やプロ選手が合宿を行うのは、状態を悪くしてでも、強烈な刺激を与えるためにあります。
体力は、調子のよい状態をずっと保ちながら上げていくことはできません。
一旦調子が悪くなるくらい追い込んで、回復して少しずつ上がっていくものです。
「活性化」「刺激」「回復」のどれかをおろそかにすると、おろそかにした分の跳ね返しとして、変化が起こらない、故障をするといった事態が発生していきます。
自分がトレーニングをする目的がどこにあるのか。
きちんと見極めたうえで、メニューや強度、休息を設定していく必要があります。