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整えるのか ベースアップするのか

2022年7月10日

先日自分の結婚式が終わりました、仁井本です。

雷雨の予報でしたが、天候にも恵まれ、晴天の中式を挙げることができました!

最近は天候と気温の変化が激しく、重だるい感覚を持たれているお客様も多くいらっしゃいます。

体調管理に気を付けて、うまくこの時期と付き合っていただければと存じます。

 

さて、今回はトレーニングにおける「目的」についてお話させていただければと思います。

トレーニングには様々な目的がございます。

「肩こりを直したい」「筋肉を大きくしたい「姿勢を美しくしたい」「パフォーマンスを上げたい」等々。。。

 

目的は様々ですが、「状態を整える」のか、「ベースを上げる」のかで、大きく変わってきます。

 

「状態を整える」場合は、そもそもお客様の体の調子がよくない場合に多く当てはまります。

痛みがあったり、身体がそもそも機能していなかったり、普段のお仕事で疲弊している方等です。大事な試合が近い、アスリートにも当てはまります。

トレーニングすることでバランスを整えて、翌日からのパフォーマンスをあげていただける様に、メニューを進めていきます。

 

一方で「ベースを上げる」ことは、お客様の状態を見ながら、徐々に行っていきます。

筋トレを行うと筋肉痛が来て、一時的に調子が悪くなる様に、「ベースを上げる」ためには、「①刺激が入りやすい状況を作る」→「②強烈な刺激を与える」→「③回復して強くなる」→「刺激が入りやすい状況を作る」の繰り返しです。

パフォーマンスを上げたいアスリートや、体力を向上したいお客様、ボディメイク・ダイエット目的のお客様向けに進めていきます。

 

強豪校やプロ選手が合宿を行うのは、状態を悪くしてでも、強烈な刺激を与えるためにあります。

 

体力は、調子のよい状態をずっと保ちながら上げていくことはできません。

一旦調子が悪くなるくらい追い込んで、回復して少しずつ上がっていくものです。

「活性化」「刺激」「回復」のどれかをおろそかにすると、おろそかにした分の跳ね返しとして、変化が起こらない、故障をするといった事態が発生していきます。

 

自分がトレーニングをする目的がどこにあるのか。

きちんと見極めたうえで、メニューや強度、休息を設定していく必要があります。