こんにちは!
フィジカルバンガードスタッフ リカバリー担当の平井です(^^)
毎年夏になると、夏バテなのか食欲がなくなります、、、。
暑くなると冷たいうどんかお蕎麦を食べる日々です。💦
この時期になるとよく耳にする熱中症。
また最近では、マスク着用による呼吸困難や体温の上昇によって熱中症になったケースもニュースでよく目にします。
皆さんにも熱中症の事を知って、正しい熱中症対策を行っていただきたく、今日から数回に分けて熱中症シリーズをお送り致します🌞
「熱中症」と「熱射病」
このような言葉を聞いたことはありますか?
2つとも似たような言葉ですがそれぞれ症状も違えば対処法も違います‼
(詳しくは後程ご説明いたします)
今回は熱中症とは?(熱中症の種類、症状、対処法)についてご紹介します(^^♪
熱中症とは?
熱中症とは、
高温・多湿な環境にいる事で体温調節がうまくできなくなり、様々な身体の異変がおこる状態です。
熱中症と一言でいっても重症度のレベルがあり、大きく以下の4つに分類されます。
※1から4に行くほど重症となります。
1、熱失神
2、熱けいれん
3、熱疲労
4、熱射病
では、それぞれの特徴をご説明いたします。
1、熱失神
-原因-
身体にこもった熱を逃がすために皮膚の血管を拡張させることで血圧が低下し、脳への血流が悪くなることによっておきる
また運動を中止した直後におきる事が多く、筋肉のポンプ作用(血液を脳や心臓に送る事)が急に働かなくなることが原因とされている
-症状-
・めまい
・一時的な失神
・顔面蒼白
・脈が速くなる(弱くて速い)
-対処法-
・衣服を緩め、涼しいところで足を高くして身体を休める
2、熱けいれん
-原因-
大量の汗をかき、それに対して水のみを補給する事で血液の塩分濃度が下がり(低ナトリウム血症)、ふくらはぎや腹筋などの筋肉がけいれんする事
-症状-
・筋肉痛
・手足がつる
・筋肉がけいれんする
-対処法-
・経口補水液、生理食塩水(約0.9%の食塩水)を補給する
3、熱疲労
-原因-
大量に汗をかき、水分の補給が追いつかなくなると身体が脱水状態になる事
-症状-
・全身の倦怠感
・悪心、嘔吐
・頭痛
・集中力や判断力の低下
-対処法-
・氷水で冷やしたタオルなどで全身を冷やす
・スポーツドリンクなどで水分や塩分を摂取する
4、熱射病
-原因-
体温の上昇によって、中枢機能がうまく働かず意識障害(言動がおかしい、意識がないなど)がみられる
重症化の場合、ショック状態になる事もある
-症状-
・体温が高い
・意識障害
・言葉や刺激に反応しない
・ふらつき
-対処法-
・救急車を呼ぶ
・素早く体温を下げるため、氷水などで全身を冷やす
このように【熱中症】には特徴によって対処法が異なり、軽度なものから重症化すれば命にかかわるものもあります。
こまめな水分、塩分補給は基本的な対策としてもちろん大事ですが、
日頃から身体の状態を整えておくことも熱中症対策のひとつになります。
どのような環境であっても高いパフォーマンスを発揮できるよう、日頃から“自分にできること”を見つけ出しコツコツと取り組んでいきましょう‼