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無理をしない

2022年5月31日

はじめまして。

スタッフの仁井本(にいもと)と申します。

トレーナーとして働きながら、アメリカンフットボールという

競技を現役で続けている側面もあります。

最近、試合があったこともあり、終わった後に考えたことがありますので、

今回は、選手としての目線でのお話ができればと思います。

 

無理をしないとは、自分が崩れすぎない範囲で、物事を進めていくことです。

例えば、跳び箱を10段跳ぶことが目標の人がいるとします。

現状は1段しか飛ぶことが出来ません。

 

練習をせずにいきなり10段を飛ぼうとすると、

ケガをしたり、変な跳び方の癖がついてしまうリスクがあります。

これは明らかに自分が崩れています。

 

大切なのはまずは2段を飛ぼうと練習すること。

2段が出来たら3段、4段と増やしていくことで、

徐々に10段が無理のない範囲へ近づいてきます。

10段が飛べるようになったら、また1段に戻ります。

「踏切のタイミングはこれで良いのか」「手のつく位置はずれていないか」

「もっと高く飛べないか」

1段目で出来ていないことが本当にないのか、チェックしていきます。

 

元の位置に戻り、より精度を高めていくことで、心に余裕が出来、

10段を飛ぶ際に不測の事態が起きても対応できる様になります。

これでようやく、10段を飛ぶ際にも自然体のままでいれる様になります。

 

この前の試合、まさに無理をしたせいでミスへと繋がりました。

自然体でいるために、跳び箱を一段ずつ飛ぶ様に、改めて積み直しが始まっています。

トレーナーとして働く側面、選手としての側面から、感じたことを書いていきたいと考えております。

今後も何卒、宜しくお願い致します。