はじめまして。
スタッフの仁井本(にいもと)と申します。
トレーナーとして働きながら、アメリカンフットボールという
競技を現役で続けている側面もあります。
最近、試合があったこともあり、終わった後に考えたことがありますので、
今回は、選手としての目線でのお話ができればと思います。
無理をしないとは、自分が崩れすぎない範囲で、物事を進めていくことです。
例えば、跳び箱を10段跳ぶことが目標の人がいるとします。
現状は1段しか飛ぶことが出来ません。
練習をせずにいきなり10段を飛ぼうとすると、
ケガをしたり、変な跳び方の癖がついてしまうリスクがあります。
これは明らかに自分が崩れています。
大切なのはまずは2段を飛ぼうと練習すること。
2段が出来たら3段、4段と増やしていくことで、
徐々に10段が無理のない範囲へ近づいてきます。
10段が飛べるようになったら、また1段に戻ります。
「踏切のタイミングはこれで良いのか」「手のつく位置はずれていないか」
「もっと高く飛べないか」
1段目で出来ていないことが本当にないのか、チェックしていきます。
元の位置に戻り、より精度を高めていくことで、心に余裕が出来、
10段を飛ぶ際に不測の事態が起きても対応できる様になります。
これでようやく、10段を飛ぶ際にも自然体のままでいれる様になります。
この前の試合、まさに無理をしたせいでミスへと繋がりました。
自然体でいるために、跳び箱を一段ずつ飛ぶ様に、改めて積み直しが始まっています。
トレーナーとして働く側面、選手としての側面から、感じたことを書いていきたいと考えております。
今後も何卒、宜しくお願い致します。