みなさんこんにちは!
明石のパーソナルジムTRE・RESORTの土佐丸です。
僕は小学校2年生から大学4年生までソフトボールに取り組んで来ました。
出身は高知県で、母校の中学校は全国大会で3度優勝している、ソフトボールが盛んな『ど田舎』で育ちました。
(最寄りの自販機はチャリで10分、最寄りのコンビニは車で40分、道でよく出会うのは猪と鹿。は関西に出てきて以来の鉄板ネタです。大体引かれます。どうぞよろしくです。)
社会人になるまで約15年間続けたソフトボールも、卒業後はトレーナーがしたい!
ということでバンガードで働かせてもらうようになってからは遠ざかっていましたが、
先週5年ぶり?くらいに大学の母校のグラウンドに顔を出すことに…
その日は中学生のジュニアチームが練習しているとのことで楽しみにグラウンドに向かうといきなり
監督 「トレーニング教えたってくれ」
土佐丸 「?!😳」
トレーナーとして伺ったわけではなかったのでどうしようか迷いましたが、
選手も保護者の皆様も指導して欲しいとのことでウォーミングアップを少しだけ教えることに🤏
といっても、みんな初対面なのでまずは全員を集めてコミュニケーションをとろう。。
土佐丸「ウォーミングアップは何のためにやるかわかる人ー?🤲」
僕の問いかけに対して1人が真っ先に
ジュニア「はい!ケガをしないためです!あとは動きを良くするためだと思います」
土佐丸「いきなり正解や!120点👏 これの他になんかある人〜?」
ジュニア「先生何点まであるん?笑 さっきの正解やろー!」
と下級生の誰かが茶化した時に副キャプテンがポツリ。
「あともう一つは、ケガをしないこともそうやけど、練習の成果を100%出すためです」
土佐丸「200点!👏👏」
(自分が中学生の頃はそんなこと言えんかったなー😭)
本当に中学生?と疑うほどの完璧な回答を全員の前でしてくれました。
喋り方、目つき、間合いといい、素直にそう思ってるんやろうなぁ〜と感じられる一言でした。
それを聞いた上級生の選手達は
”そうそう、それ!それが言いたかった”
と言わんばかりの納得の表情を浮かべ、これから始まるトレーニング(ウォーミングアップのやり方)に対して意欲が湧いていたのがとても印象的です✨
もちろんその後のトレーニング(ウォーミングアップ)は初めてで慣れないことや難しい動き、息が上がるしんどい種目もありましたが、選手達は楽しみながら自発的に行動し、学んでいました。
そんな選手達の姿を見て
「あぁ自分もこんな風に純粋にソフトボールが好きで取り組んでいた時期があったな」
「誰にやらされるわけでもなく時間も忘れて練習していた時が1番楽しかったな」
と、壁あてを平気で5-6時間やってた少年時代の記憶が蘇りました。
『好きこそものの上手なれ』
ということわざがありますが、好きなことに楽しく打ち込むことは、1番エネルギッシュで上達も早くなります。
好きなことに対して積極的な心で向き合う彼らだからこそ、
ウォーミングアップはなぜやるの?
の簡単なようで難しい問いに対して
“練習の成果を100%出すために必要だから”
という的を得た深い答えが出たのだと思います。
今の自分は選手を卒業し、サポートに回る立場…
お客様や選手がどうすれば良くなるか?
どうすれば目標に近づくことができるか?
トレーニングが好きではない方に対しても、
自分達のスキルや、接し方、向き合い方で
取り組み方は変わってくると思います。
自分が好きで仕事にしたトレーニング。
このワクワクした気持ちをいつまでも忘れず
もっともっと頭と身体を使い果たして伝えていかないといけないと感じさせてくれた1日になりました。