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食中毒

2023年6月14日

こんにちは。土佐丸です。

 

 

先週、初めて食中毒を経験した。

明石の店舗でいつもどおり仕事をしていた午後7時すぎ、

なんだか寒気がする。

内臓が汗をかいたような変な感じ。

それに2日前のトレーニングが交通事故にでもあったんかってくらいの筋肉痛を引きずっている。

 

いつもと何かが違う。

次第に増していく悪寒と腹痛。

これはまたコロナにかかったのだと覚悟を決めて体温を測る。

38.5℃。

やっぱりだ。

 

嗚呼、あの年末の苦しみとまた戦うのか…

いろいろ覚悟してその日は早退させていただくことに。

 

帰宅後は倦怠感が凄まじく体温は39.3℃まで上昇。

それと同時に過去最高レベルの腹痛。

痛いなんてレベルのものではない。

何も食べてないのにまだ出るのか。

冗談抜きで5分に一度はトイレに通ったであろう。

 

とにかくコロナとインフルの検査をしなければ。

あのときの自分には食中毒という発想など毛頭なかった。

フラフラの意識と、いつ爆発するかわからない便意に怯えながらタクシーを呼ぶ。

初めてタクシーアプリなる「GO」を使ってみたがこれがまた便利。

乗車場所や目的地の指定、運賃は事前決済と全てをアプリで行うことで

運転手さんとのやりとりを減らすことができるので弱り切った自分にはちょうど良い。

「土佐丸さんですね?」

やってしまった。小っ恥ずかしい。

運転手さんも気まずくさせてしまった。

ただ、最初に設定したニックネームで本人確認されるのだけは聞いていない。笑

 

 

 

病院に着くと中には入れてもらえず、外のベンチで鼻をほじくられる。

結構な数のギャラリーがいたが、そんなことどうでもいい。

 

15分後、気さくなおっちゃん先生が再びやってくる。

入室の許可が出た。

結果は…どちらも陰性。

これで治り次第すぐ仕事に戻れる。安心だ。

 

一応検査だけするということでベットに横になる。

「兄ちゃん脚ゴッツいなあ〜(満面の笑み) なんのスポーツしてるん?」

「ボディビルっていう競技してます」

「なーるほど、せやったら毎日鶏肉ばっか食べてるんちゃうん〜?😏」

どこまでも気さくである。

 

「まあ、はい…鶏肉が多いですかね」

「じゃあ、そのとり肉があたったかもしれへんな〜」

そしてこの軽さが不安である。笑

もっと脚が細かったらこの展開にはなっていなかったはずだ。

大丈夫か先生?!軽くないか先生?!

「食中毒でしょう、この時期多いからね」

検査が終わった先生はパソコンに向かい、不慣れなタイピングでなにやらカルテに書き込む。

いつ食べた肉かな〜?もともと腐ってたんかな〜?なんて考えている間もゆっくりとキーボードを叩く音がする。

やけに遅いタイピングが気になって画面に視線を向ける。

 

『ボディビルダー』

『胸肉』

  ?!?!?!?!

 

さすがに笑った。

後ろの看護助手のお姉さんも爆笑。

そんなカルテ初めてみた。笑

しかも勝手に胸肉にされてる。

そこも面白い。

ええけど^^;

でもこれはおっちゃん先生には大事な情報なわけで。

短い時間の中で先生なりのコミュニーケーションを感じることができた。

 

なんだかんだ気さくなおっちゃん先生からは元気をもらえた。

結局、形式や見てくれではなくて、こうやって先生みたいにしっかり相手をみることが一番大切で。

心は、思いは、伝わることも改めて感じることができた。

自分の仕事にも生かさねば。

ありがとうおっちゃん先生。

 

翌日には体温も下がりなんとか仕事に復帰することができた。

鶏肉の調理には特に気を付けよう。

焦げるくらい焼こう。

5㎏落ちた体重(筋肉)はじっくり戻そう。

自分の体とトレーニングを見直すチャンスだ。

転んでもただでは起きぬ。

 

皆さんもお気をつけください。

 

 

 

最後に、お休みをいただいた期間中はお客様には大変ご迷惑をおかけしました。

また、急遽代行をしていただいたスタッフのみなさんもありがとうございました。

気温も湿度もあがり体調不良や、今回のようにウイルスが蔓延しやすい時期になってきています。

手を洗う、うがいをする、しっかり熱を通す、あたりまえのことをこまめに徹底的に取り組むことが大切です。

予防や対策は十分にされていると思いますが、今一度気を引き締めて元気に夏を迎えましょう!!!!!!!!!!!