こんにちは‼
平井です😊
今日のテーマは、お客様とのコミュニケーションの大切さについて。
私は月に一回、鍼灸師の先生の所に行って
日頃の治療に関する疑問点や
実際に患者様と接する際に感じた問題点など
私一人では解決しない事に対してヒントをいただいてます。
先日その先生の所へ行った際、
何気ない会話から、先生が最近実際に経験したエピソードを私に話してくれました。
膝に痛みを抱えている患者様が来院。
カウンセリングや痛みの原因を見つけていくために様々な検査をした後、
「まずは、炎症(痛み)を抑えたいので、1週間安静にしましょう」
と伝えたところ、
1週間後の来院時、痛みが全く変わっていなかったそうです。
不思議に思った先生は患者様に
「この1週間どのように過ごされましたか」
と尋ねると、
「週5回スタジオレッスンに通っていたのを30分のウォーキングに変えました」
と仰ったそうです。
それを聞いた先生は、自分の“安静”と患者様の“安静”にズレが生じていたことに気づきました。
先生→「運動も休止して安静にする」
患者様→「レッスンは休むが、30分ほどのウォーキングにしよう」
と“安静”に対しての捉え方にズレが生じていたことで、痛みの変化が出なかったのかもしれません。
言葉一つでも、人それぞれの捉え方があります。
「こちらの感覚だけで伝えていると、自分と相手とのズレが生じる。
そのズレが大きくなると身体の状態も良くならない。
むしろ、悪くしてしまう事もある。」
と先生が仰っていました。
お客様とのコミュニケーション
お客様の事を知るためにとても大切なツールだと思っています。
また、自分が伝えたい事はどのくらい相手に伝わっているのか確認をする。
これも話さないとできない事だと思います。
お客様と向き合う。
よく耳にする言葉ですが、本当に自分は毎日お客様と向き合えているのか。口だけになっていないか。
もう一度振り返って、セッションをしていこうと思います。