明石のパーソナルトレーニングジム-TRE・RESORT-の大元です。
早いもので今年も残すところ10日となりました。
みなさんは今年の振り返りと来年の目標は決まりましたか?
先日、お客様と今年一年を振り返っているとこんな話題になりました。
「トレーニングレコードを書き始めてからカラダが成長するペースが早くなりました。」
当店では今年の2月から”ボディメイクレコード”と呼ばれるトレーニングノートを置いています。
このノートには、
①トレーニング種目
②重さ・回数
③その日の体調
④リカバリー(疲労回復)種目
がそれぞれ記入できるようになっていて会員のほとんどの方に積極的にご利用いただいています。
このノート、一体何が効果的なのか?
なにか特別な仕組みがあるんじゃないの??
いえ、なーーーにも特別なものはありません。
ひとつあげるとすれば
『自分の現状を知ることができる』
ことです。
なんだそれだけのことかとほとんどの方は思うかもしれませんが、実はこの簡単なことが意外とできていません。
代表にもいつも言われます
「なりたいものがあるならば、まずは現在地を知ることから」
現在地を知ることで目標までの逆算ができます。
トレーニングに置き換えると、
ベンチプレス100キロを挙げようと思っても、MAX40キロしか挙がらない筋トレ初心者がいきなり100キロに挑戦すればケガをしてトレーニングができなくなるのがオチです。
まずは60キロでセットが組めるようにプログラムを組んで、次は80、、90、、といった感じで目標に近づけていきます。
「自分はまだまだこんなものか」
自分の現状を知ることで目標達成までの最適なトレーニングプランを組むことができます。
もう一つは自分の能力に気づくことです。
先ほどとは反対に、
「実はもっといけるやん」
をなくすことができます。
記録を取っていないと、
「前回は確か50キロでベンチプレスを10回…?11回?そのあと3セット?4セット?何セットやったかな…」
曖昧な記憶でトレーニングを続けると、クリアしているのにまた同じ重量でやってみたり、回数が増えなかったりと成長できるチャンスを逃してしまう可能性が高くなります。
もし仮に、今すぐにでも100キロでベンチプレスができる能力が備わっているのなら目標設定の見直しが必要になります。
このようにレコーディングをすることで、
“できていること”
“できていないこと”
が明確になり、
自分の状態を客観的に見ることができます。
今よりもかっこいいなりたいカラダに近くためには
質の高いトレーニングを継続して行うことが大切です。
「よっしゃ10キロ痩せよう」
「ベンチ100キロ挙げよう」
こういった高いエネルギーはもちろん必要なことですが、瞬発力だけでなく持久力が必要になります。
自分を客観的に見るためにも、ぜひレーコーディングを取り入れてみてください。
まずは自分を知ることから。
ボディメイク 担当 土佐丸