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余裕を生むためには?

2022年11月30日

スタッフの仁井本です。

 

今日は、私が所属しているチームで起こった出来事を、記事にしたいと思います。

 

私が所属しているチームでは、練習のVTRを見ながらミーティングを行っています。

(基本どこのチームもやります。)

 

ある日のミーティング中。

ヘッドコーチがVTRを見ながら反省と改善についての話をする中、、、

 

「○○○~♪」

 

どこからともなく、爆音でスマホからの音楽が聞こえてきました。

音楽は5秒ほどで停止。

 

緊張感のあるミーティング中。

空気は凍ります。

 

「誰がやったんやろ」

「コーチ怒るやろな」

 

私が学生の時、上記の様な状況が起きていたら、

先輩たちにボコボコにされる状況です。

(精神的にです。)

 

そんな空気感が流れる中、ヘッドコーチが一言。

 

「もうちょっと聞いとこか?」

 

空気が一瞬ゆるみ、その後改めてミーティングがスタートしました。

 

私がこの時に感じたこと。

それはヘッドコーチの「余裕」でした。

 

自分がコーチの立場だったら、、、

その場を取り繕うために怒るか、

なあなあな空気感を作っていたかもしれません。

 

ヘッドコーチが咄嗟にあの言葉を出せたのは、

上記の様な場面だけでなく、

 

勝敗を分けるギリギリの場面、

自分を限界まで追い込む練習、

急に一発芸をやれ!という様な無茶ぶり等々、、、

 

人生で追い込まれる経験

自分で追い込む経験

そして困難を打破する経験をしてきたからなのかなあと、

勝手に私は考えました。

 

ヘッドコーチがさらっとやりのける、

 

いつも自然体でいられること。

ユーモアのある一言を言えること。

その場の空気を一変させられること。

(実は、自分がどれも結婚式で誓った言葉です。)

 

多分、ガチガチに一生懸命になっているだけでは出来なさそうです。

 

金澤も別のブログで書いていましたが、表面に出てきていない人生の背景で、

どれだけ多くの経験(失敗・成功・藻掻く)をしてきたのかで、

 

その場の空気を変えられるほどの、余裕が生まれてくるのだと、感じました。

 

肌寒さで、よりガチガチになってくる冬場。

悪い条件でも、脱力して動けるぐらい追い込み切れれば、

来年の春は、間違いなくベストなパフォーマンスが出来そうです。