明石のパーソナルトレーニングジム-TRE・RESORT-の大元です。
先月のボディビル大会を終えて1ヶ月が過ぎ、体重は10キロ戻り、服がパツパツになり始めた今日この頃。
バルクアップを口実に食べ過ぎないようにすることが私の今シーズンのテーマです😅
先日のセッション中、大会に出場されたお客様がこんな話をされました。
『自分はなんのためにカラダ作りをしているんでしょうかね』
大会に向けてハードなトレーニングと減量を繰り返す毎日では、こんなことを冷静に考える余裕もなかったかもしれません…
もちろん理想の体になりたい、過去の自分より強くありたい一心で自分の成長ために取り組んでいたに違いありません。
でも、いざ大会に出てみると自分のためだけではないことに気がついたと…
自分のことを支えてくれた周りの方へのためを思うと力が発揮できたと言います。
実は私も同じことを感じていました。
ボディビルというマイナースポーツを1人でも多くの人に知ってもらいたい、スポーツとして認知してもらいたいという思いから、毎年友人や知り合いの方に大会を観戦にきてくれないかと声をかけます。
最初はプロでもない自分のために会場まで来てもらうのは気が引ける部分があったのですが、小さな取り組みが自分の思いの実現につながると信じてみんなに連絡をするようにしました。
そんなことをしていると毎年10人くらいの方が観戦に足を運んでくれます。今年で3年目、10人×3=30人に何かしらを伝えられたと思うとやって良かったと感じると同時にこれからも続けないと、と思います。
そして、
チケットを買ったことの連絡や、応援のメッセージをもらうと、
改めて自分1人ではなく、たくさんの人の支えがあってこの競技をさせてもらっているんだと感謝の気持ちが湧いてきます。
みんなからいろいろな想いを受け取ると、
もう一回この重さに挑戦しよう、あと30分歩こう、この一口を我慢しよう
と、自然と体が動いてきます。
その力は自分のためだけにトレーニングに取り組んできた時よりもずっと大きな気がします。
大会出場を通して、今までは
人のために頑張るなんてカッコつけてるし、依存ぽくなるから違うと
思っていましたが、全てがそうではないことにも気がつきました。
自分のために or 他人のために
どちらか一方に偏り過ぎてしまうと、言い訳をしたり、人のせいにしたりする可能性が高くなります。
orではなくandを充実させることが良いパフォーマンスを発揮できるのではないかと強く感じた3年目。
【自分のため】と【他人のため】のバランスをうまくとりながら競技に取り組み、来シーズンに向けて準備を進めていきたいと思います。