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まずは足元から。

2022年11月18日

こんにちは。

スタッフの仁井本です。

 

先月の話になりますが、父が還暦を迎えました。

 

父の思い出の店で、お祝いをしたのですが、

店に向かうまでの道中で、母と会話した内容を、

ブログに載せようと思います。

 

母と会話したのは、私と妻のこと。

 

私は、妻と些細なことで口論になります。

妻が怒る理由は、大体2パターン。

 

「話を聞いてほしいだけなのに、なんで怒るの」

 

妻からは、仕事の話や友人の話等々、色々な話題が振られてきます。

話題に対して、自分なりに考えて「もっとこうしたらいいんじゃないの?」と

回答する私に対して、妻の言葉です。

 

「もっと真剣に話を聞いてほしい」

 

上記の様なこともあり、妻の話に相槌を打つだけに専念すると出る、妻の言葉です。

 

私の中ではパニック!

 

真剣に回答しようとしても、聞くことだけに専念しても、

妻は怒ってしまいます。

 

母が話してくれたのは、至ってシンプル。

 

「〇〇ちゃん(妻)が何を求めて話をしているのか、もっと観察しなさい」

 

観察してもわからない私は、さらに母に聞きました。

 

すると母は、

 

「〇〇ちゃん(妻)の言葉は、「ただ話を聞いてほしい時」と「意見が欲しい時」の二つがある。」

 

「基本は黙って聞いとき。意見を求められたときだけ、あんたの意見を言ったらええねん。」

 

「意見を求められたときは、あんたが意見しても怒られへんやろ?」

 

よくよく振り返れば確かにそのとおり。。。

 

意見を言うことで、妻に対して「真剣に向き合っている!!」と思っていても、

実際は「自分の意見を押し付けているだけ」の、一辺倒な接し方になっていました。

 

妻が話す目的、置かれている状況、自分に求めていること。

ここが会話の中で整理が出来て、どんな言葉がけをするか。。。

 

真剣に考えて意見を言うだけではなく、ここまで出来て漸く、

妻と向き合っていることになる、、、と今は思います。

(また変わるかもしれません)

 

根幹にある、「家族で仲良く、楽しく暮らす」ということはブラさず。

接し方は状況によって変えていく。。。

 

仕事とも結びつくことですね。笑

 

弊社代表の井上がよく言っていることで、

 

「自分の足元のことを、まずはやりなさい」

 

という言葉があります。

 

ほんの一歩かもしれませんが、片鱗に触れた出来事だったと思いました。