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恥=成長

2022年11月6日

スタッフの仁井本です。

先日、当店で体力測定を実施しました!
大人・子供関係なく、記録を出すために取り組む姿が印象的でした。

今回実施した体力測定では、
「できないことが、少しでも出来る様になったこと」が、
自分が成長を感じる瞬間になると思います。

ウエイトの重量が上がった、
50m走のタイムが上がった、
垂直飛びで高く飛べた等。。。

選手によって出た結果はそれぞれ違うので、
成長を感じた部分も違うと思います。

ただ、上記の例に共通して言えることは、
「結果」に対して成長を感じているということです。

「過程」→「結果」と物事が進んでいく中、
「過程」において、成長を感じるときは、どんな時なのでしょうか?

それは、過去の自分の取り組みや行動に「恥ずかしさ」や「後悔」を感じた時です。

今回の体力測定では、自分が1回ギリギリ持てる重量を測る種目がありました。
(ベンチプレス・スクワットの種目で実施しました。)
その際、自分が普段ウエイトを行っている重量より、
重い重量を設定しても、10回以上できる選手が多くいました。

アスリートクラスでのトレーニングでは、10回を1セットとして、
トレーニングを行っているので、普段のトレーニングから挙げられる重量であるはずです。

仮に、日々のトレーニングで、スクワットを90kgで実施していた選手が、
実は測定で、100kgが10回上がることがわかり、
100kgでトレーニングを行える様になったとします。

90kgまでしか挙げていなかった期間が3か月あったとしたら、
3か月を無駄にしていたことになります。

きちんと100kgを取り組める様になった後、
90kgまでしか挙げていなかった3か月を振り返ると、
「挑戦できなかった自分」や「返ってこない時間」の認識ができる様になります。

「もっとああしていればよかった」「あんなレベルの低いことをやっていたのか」

といった「恥ずかしさ」や「後悔」が生まれてきます。

過去の取り組みに対しての「恥ずかしさ」や「後悔」は、
現在の取り組みのレベルが上がったからこそ、認識ができる様になります。

「恥ずかしさ」や「後悔」を感じなくなる
=取り組みのレベルが上がっていない

ため、人の成長は止まっていきます。

出来ることなら恥ずかしいことは避けたいので、難儀なものです。

このブログを時間が経って改めて見た時に、
「うわ!内容わかりにく!」
「自分語りになりすぎてる!」等、
恥ずかしさを感じることがあれば、
少しは取り組みを成長させられているのかもなあと思いながら、
今日も恥をかいております。