こんにちは!
スタッフの仁井本です。
熱くなったり、涼しくなったり、変化が多い時期ですね!
体調を崩さないように、その日、その日の自分の状態をチェックすることを心がけたいですね。。。
今回は、セッションでのお客様との会話にて、自分が感じたことを書きたいと思います。
当ジムにてパーソナルトレーニングを受けているAさんは、
自分の目標としていた試合に出場されました。
高低差もあり、険しい山道を数日間かけて走る、トレイルランという競技です。
高山病を発症する選手もいたり、完走できない選手も多数いる、過酷なレースです。
結果として、「完走することは出来なかったが、試合に出場することで得たものがあった」とフィードバックを頂きました。
具体的に得たことは、
完走できた選手が、どの様な準備をしていたのか。
現場の空気感や雰囲気、実際の補給食。
完走するための今後のトレーニングの方針。
同じ目標を持っている選手との出会い。
など、レースに参加しなければ、得ることのできないことを得られたと、仰っていました。
会話の中で印象的だったのが、Aさんが「これまでの人生で、結果的に所属するカテゴリの一番底に位置するところからスタートしている」という言葉でした。
偏差値50の学校で1番に居続けるより、偏差値60の学校で最下位からスタートする。。。様なイメージを私は浮かべました。
(自分は高校でテストの成績が最下位だったので。。。)
Aさんはレベルの合ったカテゴリで上位にいることを満足するのではなく、上のカテゴリに入って更に上を目指すことを習慣化されており、今回は、Aさんにとって上のカテゴリのレースに出たことで、次の壁(レースを完走すること)が現れました。
次の大きな壁を超えるためには、道中多くの障害物が現れます。
Aさんは現れる壁を超えるために、今回のレースで得た 経験・人脈・トレーニング・考え方等を使って、少しずつレベルアップされていくと思います。
セッションするトレーナーは、お客様が進む道のりで、壁の手前にある障害物を「ここにありますよ!」と気づかせたり、あえて言わなかったり、壁を超えるための道のりと道しるべを理解しておく必要がある。。。
お客様がレベルアップしていく以上に、自分をレベルアップさせる必要があるなあと、改めて気が引き締まった出来事でした。